アーティスト藤原勇輝による展覧会「4・3 Art project-逆走して歴史と出会う-1部『裏』編」の関連トークイベントに芹沢高志が登壇します。


トークイベント「私たちはこの記憶にどう関わるのか」

日時:2025年5月24日(土) 14:00-16:30

会場:大阪市生野区 いくのコーライブズパーク(いくのパーク) 1Fわかくさ学級(4・3 Art projec展覧会場隣)

定員:30名※事前申込制/先着順

参加費:無料


詳細

◯14:00-14:05 概要説明

◯14:05-14:45【第1部】イントロダクション

「国境を越えて形成された生活圏:済州・大阪・大村」

スピーカー:伊地知紀子(大阪公立大学大学院文学研究科教員)

◯14:45-14:55 休憩

◯14:55-16:30【第2部】クロストーク

「私たちはこの記憶にどう関わるのか」

スピーカー:

芹沢高志(P3 art and environment統括ディレクター)

キム・ヨンジュ(Culture Space Yangキュレーター)

藤原勇輝(アーティスト)

進行:明石薫(プロジェクトマネージャ)


韓国・済州島で1948年に起きた「済州4・3」は、約3万人の民間人が犠牲となった悲劇でありながら、長く語られることがありませんでした。この出来事と日本との関係性をあらためて見つめなおす3年計画のアートプロジェクト「4・3 Art Project〜逆走して歴史と出会う。」の1部「裏」編が、2025年4月3日に大阪で始まり、このプロジェクトの企画者であるアーティストの藤原勇輝は大阪生野区に滞在し、来場者とともに作りあげる参加型の作品の制作を通じて、地域の方々とのコミュニケーションを重ねてきました。

クロージングイベントでは、本プロジェクトに参加するアーティスト、歴史アドバイザー、アートアドバイザー、キュレーターが集まり、アートがこの歴史にどう向き合うかを語り合います。当事者たちが沈黙してきた歴史的トラウマを含むテーマを、どのように記憶し、未来へつなげていけるのか。また、そこにどのような対話の回路を開くことができるのか。3年後に予定されている済州島での展示へ向けた展望も共有し、記憶を未来へとつなぐ創造的な対話の場としたいと思います。

トークイベントの後にはダンスパフォーマンスも上演。「済州4・3」にまつわる“存在”を多層的に問い直します。

トークとダンス、それぞれのアプローチが交差する場にぜひご参加ください。


お申し込みはこちら https://ssl.form-mailer.jp/fms/72ffdaac854104
プロジェクトページはこちら https://www.43artproject.net/