【福島現代美術ビエンナーレ2012】
福島大学の学生・院生が実行委員を務め、同大学の「芸術による地域創造研究所」が中心となり、2004年に始動した芸術祭。2012年は、震災復興祈念事業として「SORA」をテーマに開催されました。P3はオノ・ヨーコ作品「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」のコーディネートを担当し、オノがインストラクションを書き、それに応えた空の絵を公募、35cm角の布地に描かれた絵をつなぎ合わせて福島空港に展示。また、「愛しています」というメッセージを光で伝える信号(コード)「ONOCHORD」のインスタレーション作品を空港内に、「スカイTV」を空港公園に展示しました。

会期:2012年8月11日~9月23日
会場:福島空港(空港ビル、空港公園、国際貨物施設・青テント)ほか


【第4回 風と土の芸術祭 Artown(アートタウン)in Misato 2013 — 過去・現在・未来 —】
400年の歴史を持つ会津本郷焼の、伝統的な陶磁器の里で開催される芸術祭。2007年に3つの町が合併し、会津美里町が誕生した記念に始まりました。「福島現代美術ビエンナーレ2012」でオノ・ヨーコが発表した「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」が展示され、P3は継続してコーディネートを担当しました。

会期:2013年9月14日~23日
会場:会津美里町本郷地区(瀬戸町通り、会津美里町インフォメーションセンター周辺)
主催:風と土の芸術祭実行委員会、会津美里町商工会


【福島現代美術ビエンナーレ2014】
10年目となる2014年は「氣 Circulate」をテーマに開催されました。P3は引き続きオノ・ヨーコ作品のコーディネートを担当。オノは2012年に続き、原発事故後の福島県へのメッセージを込めた「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」を展示しました。

会期:2014年10月11日~26日
会場:道の駅あいづ湯川、会津坂下ほか
企画・主催:福島現代美術ビエンナーレ実行委員会、国立大学法人福島大学 芸術による地域創造研究所


【福島現代美術ビエンナーレ2016】
2016年は「氣 indication」をテーマに開催され、P3は引き続きオノ・ヨーコ作品のコーディネートを担当。前回に続き、「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」を展示しました。

会期:2016年9月9日~11月23日
会場:福島県立霞ヶ城公園、福島県男女共生センターほか
企画:福島現代美術ビエンナーレ実行委員会
主催:国立大学法人 福島大学 芸術による地域創造研究所、重陽の芸術祭 実行委員会


【重陽の芸術祭2017】
2016年から二本松市で開催されてきた「重陽の芸術祭」でもP3はオノ・ヨーコ作品のコーディネートを担当。二本松城(霞ヶ城)本丸跡にインストラクション作品「SKY AGAINST THE THUNDERSTORM」を展示しました。

会期:2017年9月9日~10月28日
会場:福島県立霞ヶ城公園ほか
主催:重陽の芸術祭 実行委員会


【福島現代美術ビエンナーレ2018】
2018年は「Eros et Thanatos」をテーマに開催されました。P3は引き続きオノ・ヨーコ作品のコーディネートを担当。オノは前回に続き、インストラクション作品「SKY AGAINST THE THUNDERSTORM」と「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」を展示しました。

会期:2018年9月9日~11月25日
会場:福島県立霞ヶ城公園、朝日座ほか
企画・主催:重陽の芸術祭実行委員会、福島現代美術ビエンナーレ実行委員会、国立大学法人福島大学 芸術による地域創造研究所


福島現代美術ビエンナーレ
IMAGINE PEACE


キャプション
オノ・ヨーコ「福島のための空の曲 SKY PIECE for Fukushima」(2011)photo: Fukushima Biennale
オノ・ヨーコ「スカイTV」(2012)photo: Fukushima Biennale
オノ・ヨーコ「SKY AGAINST THE THUNDERSTORM」(2017)photo: Fukushima Biennale