海岸線に沿って建設されている53基の日本の原子力発電所の姿。それぞれには撮影された年月日が記されています。「今回の展覧会は、半世紀後に同じ場所で誰かに撮影されることによって、初めて完成する作品の前半部分」と広川は言います。つまり、原発は築40年余りで解体されることになっているから。

広川泰士写真集「STILL CRAZY - 原発53基の原子炉」が同時発売されました。

会期:1994年7月30日〜8月14日
会場:東長寺講堂P3
主催:P3 art and environment
協力:大洋印刷