水俣病患者や支援者による「本願の会」が企画し、住民も協力して水俣市で開催された「MINAMATAアートミーティング2013」は、アートを通して水俣が抱える課題を探り、未来像を伝えようとする試み。
市内の深川生涯学習センターで、インゴ・ギュンターが代表作「ワールドプロセッサー」を展示し、新作24点を含む56点の地球儀を発表しました。10月6日にはエコパーク水俣親水護岸慰霊碑前で、「本願の会」副代表で漁師の緒方正人氏との対談も実施。司会はアートディレクターの北川フラム氏が務めました。
また、10月9日に水俣市文化会館では「水銀に関する水俣条約の外交会議」開会記念式典が開かれ、60ヶ国以上の閣僚級を含む1000人ほどが参加する中、インゴ・ギュンターが作品の展示と講演を行いました。
会期:2013年10月6日~14日
会場:水俣市深川生涯学習センター(旧・深川小学校)
Ingo Gunther
World Processor
MINAMATAアートミーティング(Facebook)