帯広市政120周年などを記念して開催された「デメーテル」。土地の記憶を掘り起こして未来につなげるため、国際的に活躍する10組14人のアーティストが帯広を訪れ、場所の特性を読み取って、そこでしか成立しえない作品を作り上げました。

 

メイン会場となった帯広競馬場は、ソリを曳いた馬が障害の設けられた直線コースを走る、北海道にしかない輓曳(ばんえい)競馬場です。一棟の全長が約40メートルの厩舎群、レーストラック跡、さらに競馬場外の帯広市街全体を作品展示の場所として活用。また、関連プロジェクトとして北海道内のアーティストに参加を募り、市内公園や街中店舗などで作品展示を行いました。

 

会期:2002年7月13日〜9月23日

会場:帯広競馬場、帯広駅前ほか

招聘アーティスト:岩井成昭、インゴ・ギュンター、ウォルフガング・ヴィンター&ベルトルト・ホルベルト、オノ・ヨーコ、カサグランデ&リンターラ、川俣正、キム・スージャ、蔡國強、シネ・ノマド、nIALL(ニアル)/中村政人、岸健太、田中陽明

主催:帯広市、帯広商工会議所、十勝毎日新聞社、とかち国際現代アート展実行委員会

総合ディレクション:芹沢高志、

企画/展示制作:P3 art and environment


とかち国際現代アート展「デメーテル」

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