包囲下の都市サラエボでの生活から生み出された数々のスローガンを掲げ、市民としてのサバイバル術を駆使した生活を再現する展示を、リサイクル素材を用いて制作。会期中、サラエボ国立劇場に所属する女優アミナ・ベゴビッチが観客を率いて「ミュージアム」内のガイドツアーを行いました。
国際現代美術展「アトピックサイト」において、サラエボのアートグループFAMAの展示「サバイバル・アート・ミュージアム」をP3がコーディネート&プロデュース。柏木博、岡崎乾二郎、建畠晢、高島直之、四方幸子各氏がそれぞれアーティストを選び、公共の場や地域社会を舞台に都市の抱える問題に対して環境再生のための可能性を探り未来を展望する作品を委嘱し、ほかにムルヨノ、スザンヌ・レイシー、シュー・リー・チェン、ヴァディム・ザハロフなどが参加しました。
 
会期:1996年8月1日~25日
会場:東京ビッグサイト西3ホール
パート制作・運営:FAMA
主催:P3 art and environment