2011年に始まった『TROPE』公演。2013年には『TROPE ~device as a new structure』として再編、そして2016年に会場をP3 art and environmentに移して新たな展開を迎えました。
 
暮らしを主体的につくる、楽しむことを提案し、多様で高度な専門技術でもって実現してきたgraf。そのプロダクツやプロジェクトには、受け手に渡ったのちに完成するような「余白」を残すことも大切にされています。 そうした彼らの作業は、つくり手からのインパクトだけでなく、受け手の想像力によって作品の魅力が委ねられる点で、舞台芸術をつくる作業と通じるところがありました。
 
今回のパフォーマンスは、道具や空間から生まれる身体感覚と身体から起こされる道具の用途や空間の感じ方について、家具と身体との間で「問答」を繰り返そうという試み。生活空間と劇場空間が往復する場がつくりあげられ、
身体と家具の物語を紡ぎだす実験的な時間となりました。
 
会期:2016年3月16日~21日(全8回公演)
3月16日 19:30(A)アフタートーク:服部滋樹(graf代表)
3月17日 19:30(B)アフタートーク:鞍田崇(哲学者・明治大学准教授)
3月18日 19:30(A)アフタートーク:芹沢高志(P3 art and environment統括ディレクター)
3月19日 15:00(B)、18:30(A)
3月20日 15:00(B)、18:30(A)
3月21日 15:00(B)
* ダブルキャスト:A=合田、B=渡邉

会場:P3 Project Space
演出・構成:坂本公成+服部滋樹
出演:Monochrome Circus(森裕子+佐伯有香+合田有紀+野村香子+渡邉尚+福井幸代)
舞台美術:graf
音楽:山中透
舞台監督:渡川知彦
音響:四ノ宮基貴
照明:道野友希菜
宣伝美術:横山道雄
写真:下村康典(Shimomura Photo office inc.)
制作:大籔もも
制作協力:ハイウッド、田原奈央子(graf)
主催:一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント、graf
共催:P3 art and environment
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
協賛:資生堂
京都芸術センター制作支援事業