西尾美也ワークショップ

“銀座の装い考現学”

参加者募集!

銀座には“表通り”だけではなく、街の変遷のなかで生まれ、働く人の日常動線として使われてきた小さな“路地”がたくさんあります。かつて今和次郎(※)は銀座の路上で定点観測を行い、当時の風俗を採集しましたが、2022年のいま、アートプロジェクトとしてあらたなリサーチを試みます。
アーティストの西尾美也さんと一緒に、路地を行き交う人々を定点観測し、ことばを使うオリジナルの方法で“採集”します。ワークショップの冒頭に、映画の音声ガイドを長年作られてきた松田高加子さんにお話を伺い、“採集”のヒントを得ましょう。
今回のワークショップの成果を生かし、将来的に、あたらしい銀座の街の音声ガイドを制作したいと考えています。技術や経験は必要ありません。あなたも銀座の街のリサーチャーになりませんか?
ご参加をお待ちしています!
※今和次郎・・・関東大震災後、吉田謙吉とともに、急速な変貌を遂げていく東京の風俗を観察、記録する作業を開始。「考現学」として提唱した。

日時:2022年3月13日(日) 14時〜 (17時終了予定)
場所:東京都中央区銀座の路地 複数箇所
持ち物:ご自身の声を録音できる機器(スマートフォン、ICレコーダーなど)
参加費:無料 申し込み先着順
定員に達したため、募集を締め切りました。
お申込み方法:
メールにて、氏名、電話番号を記載の上お申し込みください。
メール: ginza@p3.org (P3 art and environment)
  • 定員に達し次第、募集を締め切ります。
  • お申し込み受付時に、集合場所、ご参加にあたっての注意点などの詳細をお知らせいたします。
  • 録音機器をお持ちになれない場合は、お申込み時にお申し出ください。
  • 緊急事態宣言発令時には、実施を中止いたします。
  • ワークショップ保険に加入いたします。
  • 記録のため写真撮影を行い、広報媒体、ウェブサイトやSNS、展示で使用する場合がございます。ご了承のうえお申し込みをお願いいたします。



西尾 美也(にしお よしなり)

撮影:坂倉圭一
美術家。1982年奈良県生まれ、同在住。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。文化庁芸術家在外研修員等を経て、現在、奈良県立大学地域創造学部准教授。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開。ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」も手がける。近年の主なグループ展に、「study:大阪関西国際芸術祭」、「東京ビエンナーレ2020/2021」など。奈良県立大学実践型アートマネジメント人材育成プログラム「CHISOU」ディレクター。代表理事を務める一般社団法人CHISOUの運営で、2022年1月に奈良のまちなかにアート・ファッション・学び合いの拠点「DATSUEBA」をオープンした。


松田高加子(まつだ たかこ)
Palabra株式会社

映画・映像の音声ガイド制作者。2001年に視覚障害のある仲間と映画を観るサークルに入る。そこで失明して映画館へ行くのを諦めたという女性と出会い、それは映画にとっても、残念なことだと思い、視覚を使わないアプローチの効用もあるに違いないと考え、音声ガイドを当たり前のものにすべく活動を始める。 最近では、音声ガイドの自動同期アプリUDCastの運営など、文化鑑賞における様々なバリアへの最適解を探すお手伝いなどもしています。



2019年に銀座の路地で実施した「感覚の洗濯 in 銀座」の様子
撮影:廣田達也











2019年に開催した「感覚の洗濯 in 銀座」の記録はこちらから


主催 P3 art and environment
協力 全銀座会、合同会社渚と、Palabra株式会社
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

お問い合わせ先
P3 art and environment メール: ginza@p3.org TEL: 03-5579-2721