P3シネクラブ=フィルム・ワークショップ
第3回「時が乱吹く」

作品名:時が乱吹く
監督:金井勝
1991年/16mmカラー/64分

1960年代末から70年代前半にかけて「無人列島」「Good-Bye」「王国」と異色の三部作「微笑う銀河系」シリーズを発表し、ニヨン国際映画祭のグランプリ受賞を始め広く海外の映画祭で人気を博した金井勝。その金井監督が80年代後半にそれまでのスタイルや技法をガラリと変えて矢継ぎ早に発表した連作シリーズ「時が乱吹く」は、「夢走る」(1987年)、「一本勝負の蛬蟋」(1988年)、「ジョーの詩が聴こえる」(1989年)の3本から成り、それぞれが「短歌篇」「俳句篇」「詩篇」と見立てられた「歌句詩シネマ」と総称される三部作です。

映画そのものがいまそこで息づいている、まさに「映画」としか呼びようのない金井映画は、「映画の中に映画を見よう」としたP3シネクラブにはうってつけのプログラムだったかもしれません。当日は会場に金井監督ご本人をお招きし、とつもなくプライベートで、とてつもなくコズミックな金井映画について上映後にレクチャーをしていただき、観客からの質問などにも答えていただきました。

開催日:1992年8月6日〜8日

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