P3シネクラブ=フィルム・ワークショップ
第2回 「略称連続射殺魔」

作品名:略称連続射殺魔
監督:足立正生
1969年/35mmイーストマンカラー/86分

1960年代末、東京、京都、函館、名古屋で次々に起きた4件の動機なき射殺事件で、日本列島を震撼させた見えない殺人者「連続射殺魔」。逮捕当時まだ19歳の少年だった「連続射殺魔」こと永山則夫の生い立ちから逮捕までの19年間の半生を、ただひたすら「彼」が目にしただろう風景だけをフィルムに収めることで出来上がった、類い稀なる一本の映画、それが「略称連続射殺魔」。足立正生30歳の作品です。

俗に「風景映画」と呼ばれ、ほとんど上映されることもなく半ば伝説と化していたこの映画を第2回の上映作品として日本映画史のアンダーグランド深くから掘り起こし、「風景だけで映画になった」というテーマで上映。同時上映として、連続射殺魔逮捕を報じる当時のニュース映像の上映を企画し、実際に貸出の交渉にも当たりましたが、様々な問題から許諾が得られず実現には至りませんでした。代わりに図書館でコピーした当時の新聞記事を当日会場で閲覧してもらいました。

開催日:1992年2月15日

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