P3シネクラブ=フィルム・ワークショップ
第1回「100人の子供たちが列車を待っている」

作品名:100人の子供たちが列車を待っている(原題:CIEN NINOS ESPERANDO UN TREN)
監督:イグナシオ・アグェーロ
1988年/チリ映画/16mmカラー/58分

チリの貧しい山村、生まれてからまだ一度も映画を見たことがない子供たちが、村の教会で開かれる「子供映画教室」に集まり、映画をゼロから学んでいく。残像効果を利用した映画の光学的な原理から、カメラやレンズの不思議、映画の歴史や様々な技法など、子供たちはおよそ半年にわたってそのひとつひとつを身をもって体験し、やがて自分たちで題材を決めてシナリオを書き、絵コンテを作って、張りぼてのカメラでロケーションごっこを敢行する……。

そんな子供たちの姿を記録したドキュメンタリー・フィルムを見ることで、もう一度映画に向かい合ってみよう、映画の前で子供になろうをテーマに開催された第1回のシネクラブ。上映後のワークショップでは、素朴な視覚効果を利用した光学玩具を何点か紹介し、実際に触れてもらったほか、「映画」を題材にしたいくつかの映画作品のさわりをビデオで紹介するなど、野心満々のスタートでした。

開催日:1992年1月22日

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